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mikroC PRO for PIC Ver.3.80が公開      2010/6/16更新
 マイクロテクニカのホームページを見ていたら、mikroCがVer3.8にバージョンアップしていました。

期待したのですが...........
エディタでの不具合

などは改善していません。
どうもこのエディタは、Tabコードを使うなということなのでしょうか?
Tabをスペースに変換する設定にすればこの現象はおきないのですが、スペースになってしまうとその後の修正で違和感を覚えます。

また、前バージョンから疑問に思っていた意味不明の縦線


も変わりなく画面に表示されています。

これが、改善されたか?試してみました。



Right Edge の設定でEdge ColorでNoneとすれば、消えてくれるような感じがしましたが残念ながら線が黒くなるだけです。
ただし、Edge Coloによってほぼ見えなくすることができます。しかし、テキストを複数行選択するすると、選択表示でこの線が出ます。
また、Edge Column を変えれば線の位置が変わるように思えますが、これはどんな数値を入れても同じです。
よって、この線は前バージョンと同じです。
まったく意味不明ですが、ソースファイルとHEXファイルでは線の出る位置が違います。
プリンタで印字するときの印字境界なら、それなり理にかなったことですが、そうではありません。

前回紹介した、
この括弧の強調表示をしない設定があること見つけました。この機能を使わないに設定すると括弧の強調表示はなくなります。
しかーーーーーーし、
IDEを立ち上げる
とこの設定は無視されて迷惑な括弧の強調表示が復活してしまいます

これも同じでした。
前回と違うのはビルドをしたときは、強調表示がされない状況が継続するようになりました。(少し改善!)

このエディタは気持ち悪いです。
よかったと思うこと!
 WindowsXPがWindows Vistaにバージョンアップして不評を買ったような変更はありませんでした。自分としてよかったと思えることが少しあります。

ヘルプにあるSDカード関係のサンプルプログラムがより丁寧になったこと。

これだけでSDカードの利用の仕方がわかります。

USB関係の関数が少し増えた。


ことくらいです。
バージョンアップの詳細およびダウンロード
Mikro Elektronikaのホームページを閲覧してください。

http://www.mikroe.com/esupport/index.php?_m=news&_a=viewnews&newsid=9
結論として
 期待していたほどのバージョンアップではなたったです。
もう少し使ってみようと思います。