大菜会計 マニュアル

町内会計で便利な機能はこちら
一般的な会計ソフトとして使う
町内会計以外でも簡単につかえます。
起動をすると次の画面が表示されます。


以下の設定が必要です。
会計年度の設定
会計年度ボタンをクリックします。
次の画面が表示されます。

会計年度は平成の年号でいれてください。
開始月は会計の始まる月をいれます。ほとんどが4月からではないかと思います。
歳入項目の設定
 歳入項目のボタンをクリックします。
次の画面が現れます。

決算書の歳入の部で必要な勘定科目を設定します。

集計項番0のデータ
0 歳入合計
0-1 現金
0-2 口座
0-3 借入金
0-4 貸出金
上記は必須なので変更や削除をしないでください。
0 歳入合計は決算書に表示されます。

次に会計で使う勘定科目を入力します。
集計項番と勘定項番の定義は次のようになります。
たとえば、

集計項番  勘定項番    歳入科目名
     5       0    雑収入
     5       1    預金利子
     5       2    雑収入

において、
5       0    雑収入
は帳簿で入力しません。
実際に帳簿に入力する
    5       1    預金利子
    5       2    雑収入

の合計結果が
    5       0    雑収入
で表示されます。

勘定項番が0のところは、大見出しで自動計算されます。
勘定項番が以外のところ、帳簿で入力します。

集計項番1以後のデータは、必要に応じて修正削除してください。

また、予算額は決算書に表示されます。
歳出項目の設定
歳出項目のボタンをクリックします。

歳入項目とまったく同じ概念です。
科目、予算を入力してください。
帳簿の入力
帳簿ボタンをクリックします。
帳簿の画面が表示されます。



日付は2010/5/6の形式で入力してください。
借方科目はコンボボックスのプルダウンメニューで選びます。
また、科目の番号を覚えているのなら、
0-1Enter
とキーボードを操作すれば0-1 現金が入力できます。

貸し方科目については、借方科目と同様です。
次に金額を入力します。
¥やカンマは入力後に自動で入ります。入れないでください。

上記の入力はは必須です。

必要に応じて取引先、内容を入力してください。

Ver1.2から
印刷ボタンをクリックすると印刷できます。
預金通帳、領収書から入力したデータをつき合わせてときに、紙に印刷したデータがあるとたいへん楽です。紙を複数用意すれば何人かで確認できます。また、チェックした結果を残せますので、監査のときなど時間と労力の削減に貢献します。
思った以上に、役に立つ機能です。
この機能を付ける前に会計監査まで終わりにしました。そのときは、アクセスで印刷しました。やはり帳簿の印刷は必須だと実感しました。アクセスを持っていない人はちょっと大変だったのかなぁと思いました。

検索機能
画面上のテキストボックスに検索したい文字を入力します。
検索ボタンをクリックするとデータの先頭から検索します。
次へボタンをクリックすると現在位置から検索します。
残高の参照
現在の残金がいくらあればいいのかわかります。
手持ちの現金や口座から帳簿の記載ミスや抜けがなかチェックに役立ちます。
これは大変便利な機能です。(自画自賛)


Ver1.2から
期日をしてすることができるようになりました。

会計での問題点!
日々の暮らしの中で会計の処理をする時間がある人はあまりいないのではないかと思います。時間ができたときにまとめて処理をする人が多いのではないでしょうか?要するに、
夏休みの日記をつける宿題を毎日やればなんでもないことです。
しかし、夏休みの最後になってやるとこれは大変です。

会計はこれと似ています。今忙しいから暇ができたらやろう。しかし、いつの間にか年度末(夏休みの最後の日)。手計算、表計算、その他の方法を使って急いでやります。そこで発生する大問題。

金額が合わない!
多分、後から会計をやる人は、2ヶ月前現金がいくらあったか?は記録していないと思います。直接わかるのは記録として残っている預金通帳です。口座残高が一致しないときは、帳簿で口座からの入金、出金のデータを検査します。打ち込みミスなどがあるはずです。
効果的なやり方:
4月から会計年度が始まる場合
まず、[期間を指定する] にチェックをいれます。
4月31日を入力します。
これで4月の口座残高が通帳と一致するか確認します。
一致していないなら帳簿の4月を点検します。
4月が一致したら、次は5月、6月...................
と繰り返します。

口座残高が一致すると現金残高の不一致額が小さくなるか一致します。
不一致のときは、領収書と帳簿を突き合わせて点検します。

現金残高、口座残高が一致すれば、金額の入力データとしては完了です。しかし、勘定科目が適切かどうかはわかりません。。前年度会計や今年度予算と見比べて、大きく違っている科目がないか確認してください。

注意:どんな方法を使っても何に予算を使ったを忘れてしまったら、どんな方法を使ってもまともな会計はできません。

最低やればいいこと
預金を引き出したとき、何の目的で引き出したか通帳にメモをする。
領収書を保存しておく箱などを用意して、必ずそこに入れておく。
現金は、金庫でなくてもひとつの袋にいれて保存する。
ことを守れば後から会計をやっても大きな問題はないと思います。
決算:歳入
決算グループの歳入 ボタンをクリックします。
自動的に歳入の決算が表示されます。


エクスポート ボタンをクリックすると、
エクセル
PDF
形式で保存することができます。
決算書で体裁を整えるときにたいへん便利です。
決算:歳出決算
決算グループの歳出 ボタンをクリックします。
自動的に歳出の決算が表示されます。
表示の方法などは歳入決算と同じです。
勘定科目別集計:歳入
 当町内会では、領収書を勘定科目別にファイルしています。何か歳入があったら当町会から発行した領収書をファイルします。もし、同様のやり方をしている町内会ではお役に立つ機能ではないかと思います。

勘定科目別集計グループの歳入 ボタンをクリックします。
自動的に勘定科目別の歳入が表示されます。

右上に勘定科目ごとの合計が表示されます。
領収書とリスト内容をチェックしてください。
勘定科目別集計:歳出
決算グループの歳出 ボタンをクリックします。
自動的に歳出の決算が表示されます。
表示の方法などは勘定科目別集計:歳入と同じです。