トップページ | 組込みソフト | PICマイコン | H8でファームウェアをはじめよう |
PICではじめよう 更新:2010/1/6 |
PICという名前は知っていましたが、どれほど便利なものかまでは調べたことがありませんでした。電信の応用機器を作ってみようと思いPICをはじめました。とりあえずの機能を実現することができました。このマイコン・いやMCU(Micro Control Unit)は一言でいえば、手軽さにあるのではないかと思います。個人的に感じた特徴は以下のようになります。 |
1.安い |
多くのMCU単体の価格は1000円以下です。たとえ失敗しても金額的なダメージは少なくてすみます。 |
2.DIPパッケージでも提供されている |
これは重要です。いくらMCUが安くてもフラットパッケージでピン間が狭すぎては、半田付けすることができません。DIPなら蛇の目基板を使って簡単に配線することができます。 |
3コンパイラ |
いろいろネットで探してみましたが、フリーで使えるコンパイラはないようです。評価版で機能制限付で利用できるコンパイラはいくつかあります。趣味で小規模なソフトをつくるならこれらの評価版で対応できそうです。 しかし、USB機器など規模の大きなソフトを開発しようとすると評価版の制約をこえてしまい、コンパイルできなるらしいです。 製品版としてはは数千円から10万円以上のものまでいろいろあります。どれがいいか?今後いろいろ評価してみたいです。 |
4.ROMライタ |
秋月さんから販売されているH8ボードならブートモードでプログラムをH8マイコンに転送するだけですみます。しかし、PICではROMライターが必須です。1万円以下で買えるものがありますが、これで十分です。PICプログラマーキットVer4というのを買いました。これがベストの選択かはわかりません。あとで別物を購入したら比較します。 |