pyenv Pythonのバージョン管理 |
Raspberry PiではPythonとライブラリのバージョンの組み合わせでビルドできない、動作しない
ことがよくありました。
pipでインストールするとエラーの嵐となることがあります。こんなとき、「バージョンXXではできた。」との情報があり
試すのにバージョンをかえるのはちょっと面倒です。
また、Pythonで納入した客先で改修依頼などがあったとき客先と同じバージョンに
簡単に切り替えられたら便利です。こんなとき、pyenvがお役に立ちます。 VS CodeでPythonのデバッグを¥するには、3.7.0のバージョンでないと非対応です。 インストールしたバージョンは3.6.9。 pyenvに必要なライブラリ 公式のドキュメント https://github.com/yyuu/pyenv/wiki/Common-build-problems
pyenvのインストール
~/.pyenvpyenvの必要なファイルがインストールされます。 .bashrcに追記 .bashrcの最後に以下を追記します。
変更を有効にする。
インストールできるバージョンの確認
表示例:
anacondaも対象のようです。
インストールされているPython
表示例:
これはOSインストール直後の表示です。* は選択されているバージョンの表示です。 systemが選択されています。 systemはPython2.7とPython3.6.9です。 Pythonのインストール
3.10.10にしたのは最新よりちょっと古いバージョンと根拠の乏しいカンで選びました。 バージョンを3つの数字で指定します。
Pythonのアンインストール
Pythonのバージョン切り替え
初期のバージョンに戻すには、
です。 新しくインストールしたバージョンにするとpipでライブラリーを再度インストールし直すことが必要になります。 とても面倒です。 python、python3とタイプするとどちらもpython-3.10.10が起動します。 |