RS232Cでデバッグする
TWELITEにはデバッガーがありません。PICのようにPICKITをつければブレークポイントで停止させたり変数を見たりなどができません。これはきついです。
へぼなプログラマーを開発ツールが救う
と思っていますが、開発ツールがないと開発スピードがとても遅くなります。幸いなことにRS232Cが使えます。TWELITE SDK マニュアルを見ていてもserialというのがありますが、いまいち説明不足でよくわかりません。それならソースで調べてみると、uartというのがありました。これを使えば簡単にできそうです。ということでUSBシリアルケーブルをアマゾンで買いました。
買った製品はDSD TECH SH-U09E CP2102
Windows7,8,10、mac,Linuxに対応しています。USBシリアルケーブルはなんでも同じだろうと思うと痛い目にあいます。Windows10では動かない製品を売っているところがあります。特に300円くらいの安物だとだめなようです。買うときは自分のパソコンで動くか仕様を確認してください。

TWELITE DIPからパソコンへ送信するだけです。
serial_dbg.c
serial_dbg.h
がRS232C通信の本体プログラムです。
master.cのcbAppColdStart()でuartの初期化SerialDebugInit()をしています。初期化で送信が完了したときに呼ばれるコールバック関数cbTranmitted()をセットします。イベントハンドラーで1秒とにABCD改行を送信するようにしています。
RS232C通信の本体プログラムのソースは簡単ですが、最初にSDKを読んで試した残骸を残してあります。

My_Dbg.zip ダウンロード