組込みソフト
RL78
 H8と同じルネサスのCPUです。ROMが64KBをこえる製品もあります。RAMはROMに比べてなんか少ないなぁです。このシリーズはCS+という統合開発環境があります。ただし、有料です。高いです。64KBを超えるソフトはCS+を買わないとHEXファイルができません。また、E1エミュレータをつかってデバッグができます。製品名はE1エミュレータですが、実際はデバッガです。エミュレータは高いので使ったことのない人も多いのではないかと思います。
違いは、
No 項目 エミュレータ デバッガ
RAMやIOポートの読み取り RUN状態でも可能 RUNでは不可、停止状態で可能
2 トレース 可能 不可
3 ステップ実行 可能 可能
4 価格 高い 数千円から

自分でIOポートに出力する通信信号を考えると違いがわかりやすいと思います。トレース機能が実装されていれば信号を止めることなくどのように処理されたかを把握できます。デバッガではトレース機能がないのでどこかでブレークさせる。すなわち信号が止まってしまいます。

E1エミュレータとRL78評価ボードを買ったのですが、自作の開発ソフトがありません。何か開発したら公開します。
2019/05/07