width ウィジェット

ウィジェット
ウィジェットとは
ボタンやテキスト表示などを実装する部分をいいます。一番簡単なプログラムから見ていきます。
# -*- coding: utf-8 -*-
import tkinter as tk


def main():
    root = tk.Tk()
    root.title("Hello world.")
    root.geometry("300x50")

    root.mainloop()

if __name__ == "__main__":
    main()
rootの正体はwindowそのものです。

表示がこれだけで何も役立たないソフトみたいですが、そんなことはありません。表示がこのままで通信データをファイルに書き込んでいるアプリならアプリが起動していることの確認になります。また、データを収集するアプリでも同じです。
しかし、これではあまりに殺風景すぎます。せめて「通信中です。」くらいの表示があると分かりやすいです。そこで文字を表示するウィジェットにより適切な表示をすれば見栄えは違ってきます。

ソースです。

# -*- coding: utf-8 -*-
import tkinter as tk


def main():
    root = tk.Tk()
    root.title("Label sample")
    root.geometry("200x80")

    label1 = tk.Label(
        root,
         bg='yellow', relief=tk.RIDGE, bd=0,
        text='通信中です。')
    label1.place(x=23, y= 40)

    root.mainloop()

if __name__ == "__main__":
    main()

ウェジットの実装には2つの方法があります。
①tkinter.ウィジェット
②tkinter.ttk.ウィジェット

②は①にないテーマやスタイルがあり表現が豊かになります。しかし、テーマにより有効にならないスタイルがあったり面倒くさいです。また、ウィジェット.placeが無効になっています。(自分で試した結果)それなので①を使うことにします。