母艦は必要か? |
Raspberry Piの最初のモデルではCPUの能力不足、メモリ不足でX-Windowの動作が遅すぎで実用にはなりませんでした。そこでパソコンでエディット、コンパイルをしてSSHでRaspberry
Piに実行ファイルを転送してデバッグや実行をするようにしました。 このときの開発環境の構築には、 ○PCにVirtual Boxをインストール ○Virtual Box 上にUbuntuをインストール ○Ubuntu上にEclispeをインストール をします。環境が出来上がってしまえば非常に快適です。今回も同じようにしようとしました。 今回の統合開発環境はNetBeansにしました。理由はPHPでwebの開発でNetBeansが自分にとって大変使いやすい環境だったからです。今回は Virtual Box にCentOS 6をいれて開発環境を構築してみました。UbuntsuではなくCentOSにしたのは今仕事をしているwebの開発でCentOS5を使っていたという単純な理由です。 やってみてわかったこと:、 母艦でエディット作業は当然のことながら快適にできます。 ビルトはソースをRasberry Piに送ってRaspberry Pi上で実行する。 これではビルドに時間がかかるかもしれない。少し不安。 母艦の統合開発環境をEclipseにすれば以前やったようにすればOKです。Eclipseは母艦でエディット、クロスコンパイル、ビルドを行うので快適です。 しかし、NetBeansが使いたいです。 Raspberry PiでNetBeansを使うのは初めてです。 母艦とRaspberry Piの2つの要素があるので上手くいかないときはどちらが悪いのか厄介です。 そこでNetBeansをRaspberry PiをX-Windowで動作させてエディターが実用的に使えればコンパイルで少し時間がかかってもよし!ということにしました。 とりあえずOSをインストールしてゲームやオフィスソフトを動かして動作速度を確認しました。Raspberry Pi3では性能が向上して思ったより速い。何とか行けそうです。 Linuxが動く母艦は必要ないし! 開発環境はRaspberry Piのスタンドアロン、X-Window上でNetBeansを動かす。 これで行こう! |
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