開発環境
レトロな開発環境

初期のラズベリーパイは実行速度が遅い、メモリー容量も少ないなどの理由でX-Windowが使い物になりませんでした(極端ない言い方)。

ターミナル上で、
①Viエディタ(またはnanoエディタ)でソースを作成
②gccでコンパイル・リンクをして実行ファイルを作成
③動作確認
で開発をします。
UNIX(Linux)で育った人はViに違和感はないと思いますが、それ以外の多くの人は使いにくい
のではないでしょうか?サーバーはCUIです。Teta Termのような通信ソフトでサーバーに接続しコマンドを打って操作をします。ファイルの編集はViです。それなのでViの達人になる必要はないと思いますが、入門操作くらい知っていると何かの時に役に立つかもしれません。

Viエディタ

高度な開発環境


パソコンとラズベリーパイをLANで接続して開発環境を構築します。パソコンでラズベリーパイのアプリをビルド、転送、デバッグができます。初期のラズベリーパイでは有効なやり方ですが、現在ラズベリーパイが性能アップしたので存在価値が薄くなったと思います。対象言語はCです。

Eclipseによる開発環境構築


スタンドアロンでの開発環境

ラズベリーパイ にモニタ・キーボード・マウスを接続してPCのような開発環境です。

カードサイズのラズベリーパイが自分より大きなモニタ・キーボードを従えています。マウスは大きさ的にお友達でしょうか。

ラズベリーパイが性能アップして統合開発環境(IDE)を動かすことができるようになりました。それでは何にするか?

Eclipse

アンドロイドとリモート開発で使いました。しかし、自分的にはごちゃごちゃした感じであまり好きではありません。よって候補から除外です。
アンドロイドは最初Eclipseだったのですが、Android Studioにかわりました。
TWELITEも最初はEclipseだったのですが、Visual Studio Codeにかわりました。
Eclipse離れがあるのでしょうか?

NetBeans
工事予約システムのwebサービスの開発(というよりどーーーーしようもないヘボなソフト修正と機能アップ)の仕事をやりました。仕事を受けるかどうかを判断する重要な要素としてデバッグできる環境があるか?を検討しました。NetBeansならできそう。また、SubVersionが使えるので変更履歴の管理が容易になりそうだ。ということで受託しました。ヘボなコード(1つの関数が500行もあり中身はコピペの繰り返し)を何とかできたのもNetBeansのおかげだと思っています。
また、PICの開発環境mplab xもNetBeansベースのIDEです。
このようにNeatBeansはお馴染みなのでラズベリーパイでやってみることにしました。

NetBeansインストール
NetBeans設定

Visual Studio Code
これは優れモノです!様々な言語に対応しています。現在、Pythonで使っています。Gitやsubversionが使えるのでソースファイル管理が楽です。Python以外ではTWELITEの開発でも使っています。
Visual Studio Codeインストール
Visual Studio Code設定